新宿せいが学童クラブ父母会要望書の経緯

新宿区で、2014年4月から「学童クラブ機能つき放課後子どもひろば」が、落合第四小学校で始まりました。

当該小学校区には、かつて学童保育がなく、子どもたちは隣接学区の学童保育へ通っていました。2006年に民設民営の保育園併設学童保育が開設されましたが、定員が36名と少なく、毎年待機児童が発生する、区内で唯一の学区という背景がありました。

保護者が新たな学童保育設置に関する要望、陳情を行った結果、区は「平成27年度以降は未定だが、平成26年度は学童クラブ設置をせず、落四小放課後子どもひろばに学童クラブ機能を加えて利用してもらう」と回答し、「モデルケースとしてやってみたい」という発言がありました。H26年度はおちよんクラブという学童機能つき放課後子どもひろばが始まっています。 しかし、落四小学区域の学童クラブを考える会を中心に取り組んだ2000人を超える署名、区議会への陳情と傍聴の行動もあり、地区の保育園待機児童も多いことから、H27年度は保育園併設新宿せいが学童クラブを保育園のみとして保育園定員増員を図り、学童クラブは学校内に移して定員を60名に増員した区立民間委託学童クラブとする措置が決まりました。

それに伴い、新宿せいが学童クラブと学童機能付き放課後子どもひろばは今年度限りで廃止となります。

質の評価が高い新宿せいが学童クラブの保護者は廃止に納得されていず、区長と子ども家庭部長あてに、新設学童クラブをせいがにやってもらいたいという要望書を提出しました。 それには新宿せいが学童クラブの保護者や子どもの具体的な思いも貼付してあります。

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