【重要】学童のニュース

放課後児童クラブ(一般的には学童保育と言われる)の基準を堅持する要望への署名のお陰で、 厚労省は基準を守り学童の質を保つことを主張してきましたが、ここにきて折れてしまいました。 (>_<)

基準を下げて!と主張する地方自治関係の方と、 学童の質の確保のため基準を下げたくない厚労省との議論が続いていましたが、

11月の専門委員会で、厚労省相が、放課後児童クラブの基準のすべてを参酌基準とする見解を示しました。つまり、学童クラブの国の基準を参考にする基準、守らなくてもいい基準にするということです。 2015年に全国の学童の質を保つためにやっとできた基準が3年で廃止となる形です。

今後、児童福祉法改訂に向けて国会で議論される方向だそうです。

基準がなければ、ひろばと同じ。保育はできずに管理だけ。ひろばと同じなら学童はいらない!と新宿の学童クラブがなくなることも危惧されます。

11月18日の見守る保育の今とその後を語る会では、保育の内容によって子どもたちの姿が変わるという話がありました。

長距離夜行バスは基準が緩和されたあとで事故が増えたり、無認可保育園も企業主導型保育事業も、そもそも基準が低くて質が悪く、死亡事故や職員の退職が相次ぐなど、を聞きますと、

長期的にみて 学童の基準撤廃は子どもたちにとって、メリットがあるのか。 非常に疑問です。

保育園問題に取り組む方の中には、 学童保護者の問題意識がないことが問題だとコメントされている方もいました。

どうか、子どもたちの大事な放課後に、指導員や仲間たちと信頼関係を築きながら、子どもたちの育ちを支える質のよい学童クラブが保てますように。

各紙で報道されています。 新聞も添付します。 ↓↓↓

https://www.asahi.com/articles/ASLCM3RRJLCMUTFK009.html 学童保育の基準廃止へ 厚労省方針、保護者らの団体反発:朝日新聞デジタル

https://www.asahi.com/sp/articles/DA3S13776358.html 学童保育自治体に裁量 職員の数・資格、国の基準撤廃へ:朝日新聞デジタル

https://mainichi.jp/articles/20181120/ddm/012/100/088000c 学童保育:1人職員を容認 人材不足で基準緩和 厚労省方針 - 毎日新聞

※地域で子どもを育てる※ 落四小学区域の学童クラブを考える会