会の目的と設立経緯

[会の目的と設立経緯]

 

「落四小学区域の学童クラブを考える会」(以下考える会)は、

新宿区立落合第四小学校学区域の中央部で子どもの通いやすい安全な場所に、希望する小学生が入所できる学童クラブの設置を目指して活動しています。学童クラブがなかった新宿区落合第四小学校区域にH19年に民設民営の学童クラブができました。

しかし、毎年定員の36名を上回る希 望者がおり、希望しても入所できない子どもがいる状態が続いています。

新宿区は学童クラブの待機児童を出さない方針ですが、公設の学童がないこの学区では、新宿区で唯一待機児童が発生しています。

現在学童クラブを利用している子どもたちも次年度の利用の確約はなく、親子ともに不安な状態です。

共働きが増えている中で、落四小学区域は子どもの人口も増える傾 向にあり、日中保護者不在の子どもの生活と豊かな社会的成長を保証することが必要です。

また、児童館もなく、中央図書館も移転となり、子どもの居場所が少ないこの地域には、共働き家庭のみならず、落四学区の子どもたちみんなが放課後の活動を通して成長していける場が必要です。

少子化で、人との関係が希薄になっているこの時代、地域の宝である子どもたちの豊かな育ちの環境を大人が整えていくことが求められています。

地域の子どもたちの今と未来が豊かなものになることを望みつつ、学童クラブの設置を希望する会です。

その後・・・・

たくさんの皆様のご理解ご協力のおかげで、H27年4月に落四小内学童クラブが開設いたしました。

開設に至るまでには署名活動や各方面の方との話し合いを行い、

開設準備にあたりましては、事業者選定、場所や質のについての話し合いなど、たくさんの意見交換をしながら準備を進め、H27年4月新しい学童クラブがスタートしました。

保護者の皆様、区役所の職員の皆様、本当にありがとうございました。

この裏では、新宿せいが学童クラブが新宿せいが保育園定員増大に伴い廃止されるという残念なことも起こりましたし、子どもの居場所が少ないこの地域に、ぜひ児童館と併設でという願いは実現していませんが、低学年でも学童クラブに入れなかった状態から、3年生までは希望すれば入れる学童クラブが開設されたことは、大きな一歩であったと思います。

しかし、4年生以上の待機問題が発生しているのが現状です。子どもたちの育ちを考えると、4年生以上でも希望すれば入れる学童クラブであってほしいという声が聞かれます。また、スペースが狭いなどの質の問題もあります。子どもたちの安心で豊かな育ちを保障するには、学童クラブの質の改善とともに、地域とのつながりも希望するところです。

というわけで、今後は

・希望する小学生がみんなは入れる学童クラブを望む

・ 学童クラブの質への働きかけ

・落四小内学童クラブ父母会のサポート

・地域で子育てへの協力

という内容で活動を続けていきます。

今後もどうぞよろしくお願いいたします。

H27年4月20日